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グルテンフリーの効果は嘘?6ヶ月試した結果・・・

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小麦を一切摂らないグルテンフリーが話題です。

従来のグルテンフリーと言えば、小麦アレルギーやセリアック病などの小麦が入ると身体に危険が及ぶ人限定でした。ところが最近、小麦の有害性を指摘する本が出て以来、小麦アレルギーを持たない健康な人の間でも実践者が増えています。

果たして、健康な人が小麦を抜いても効果があるのか?

今回は、グルテンフリーのメリット・デメリット、私が6ヶ月間実践してわかったことをお伝えします。

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小麦グルテンの害

小麦が健康に悪影響を与えることが広まったのは、テニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手が自身の小麦アレルギーを暴露してからだと思います。

元々強いテニスプレイヤーでしたが、長らくトップの座に就けないでいました。試合中に原因不明の疲労に襲われ、長いテニスの試合で勝ち切ることができなかったそうです。

アレルギー検査を受けてみたところ小麦に含まれるタンパク質グルテンにアレルギーを持っていることが判明しました。早速、小麦を食事から完全に抜くグルテンフリー生活を続けたところ、ついに世界ナンバー1の座を射止めたわけです。

 

 

ジョコビッチ選手の小麦アレルギーは、通常のアレルギーと違い、即座に拒否反応が現れるわけではなく、食べてしばらくすると謎の不調に陥る遅延型アレルギーです。

遅延型アレルギーの厄介なところは、食べてから症状が出るまでタイムラグがあるため、実際に不調を感じても小麦のせいだとは夢にも思いません。そのため、違和感を感じながらも小麦を食べ続けるため、気付かぬうちに症状が悪化していくわけです。

実は、疲労・便秘・胃もたれ・頭痛などの症状に慢性的に悩まされている人の多くは、ジョコビッチ選手のように遅延型小麦アレルギー(グルテン不耐症)であると主張する医師もいます。

神経科医デイビッド・パールマター氏は、米国のベストセラー書籍『いつものパンがあなたを殺す』の中で、グルテンは「脳に炎症を起こし、腸に小さな穴を開ける」という驚愕のメッセージを残しています。

グルテンが知らず知らずのうちに腸の炎症を悪化させ、腸から食べ物の栄養が吸収されなくなり、病気に対する抵抗力を失ってしまうのだとか。

 

 

このような話を聞くと、「今日から小麦を止めなきゃ」と焦ってしまいますよね?ただ、このような書籍で指摘されている小麦有害論は、これまでのところ科学的な証明はなされていません

そもそも遅延型フードアレルギー自体が医学的な病名として認知されておらず、従ってこのような検査には保険が適用されません。

つまり、本物の小麦アレルギーやセリアック病などの特殊な病気を持っていない健康な人が小麦の危険性を煽る話を真に受けるのは時期尚早と言えます。

 

グルテンフリーのデメリット

セリアック病のような小麦を食べることが禁じられている特殊な病気を持っていない一般の人がグルテンフリーを続けると反って健康に悪影響が生じることが明らかになってきました。

まず、糖尿病リスクです。米国心臓学会の調査では、グルテン摂取量が最も少ない上位20%群(約4g/日未満)は最も多い群(12g/日以下)に比べ、2型糖尿病リスクが13%高くなるという結果になりました。

米国コロンビア大学のBenjamin Lebwohl氏らの研究では、全粒小麦の摂取量が多いと、心臓病などの血管疾患リスクが15%低下したそうです。

全粒小麦を摂取しなくなれば、ビタミンB群食物繊維などの栄養素が不足してしまい、種々の病気につながります。精製小麦ばかり食べていたのでは意味ありませんが、グルテンフリーにすることでライ麦や全粒小麦も一切摂らなくなるのは体によくありません。

その他、小麦を抜いたからと言って身体の調子が良くなるわけでもないので、大好きなパン・麺類を我慢するのはストレスですし、友人との食事で無理に小麦を避けていたら人間関係が悪化してしまうでしょう。

健康な人がグルテンフリーを続けるのは、余計な病気を招くだけでなく、友人や日々の楽しみを失う原因にもなるので有害無益なわけです。

 

6ヶ月のグルテンフリー生活を続けた結果・・・

私も虚弱体質で慢性疲労・胃もたれ・便秘などの症状に悩まされており、もしかしたら小麦のせいではないかと疑い始めたのです。パンを食べた後に胃もたれや胃痛を感じることが多くありました。

そこで、試しに毎日食べていたパンを止め、さらにうどんなどの麺類も控えるようにしました。小麦の代わりに米・蕎麦・オーツ麦を積極的に摂るようになりました。

しかし、いくら小麦断ちを続けても一向に体調が改善する兆しがなく、結局6ヶ月で終了しました。

グルテンフリーを1ヶ月以上続けた後、再び小麦を摂り、体調が悪化すればグルテン不耐症であることが予想され、逆に何も変化がなければ小麦を食べても問題ないそうです。私の場合、6ヶ月ぶりにパンを食べても目に見えるような効果は現れませんでしたので、それ以来、毎日のように大好きなパンを食べる生活を続けています。

 

まとめ

現段階では、健康な人がグルテンフリーをやるのは、医学的な効果が示されていないばかりか、健康リスクを高めるだけなのでオススメできません。

もし、体調が悪いようなら、小麦の前にストレスや寝不足など別の原因を疑ってみる方が賢明です。

そもそも、遅延型フードアレルギーには科学的根拠がないですし、時間とお金を無駄にするだけですので気にする必要はありません。

小麦が本当に体に合っていないように感じるなら、セリアック病の検査を受けてみてください。血液検査で抗体(IgAやIgG)を調べることで、セリアック病か否かを判定できます。疑いがあるようなら、内視鏡で小腸の組織を採取して調べることになります。

ただ、セリアック病に罹患する日本人は稀で、ヨーロッパで150人に1人、米国では250人に1人、日本、中国はさらに少ないです。なので、可能性は非常に低いということを指摘しておきます。

セリアック病や即効性の小麦アレルギーのない方は、安心してパン・麺類を楽しみましょう。

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