市販オリゴ糖の99%が偽物だった!偽オリゴ糖の危険性と正しい選び方

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便秘やお腹の調子にお悩みの方は、オリゴ糖を試してみたこともあるのではないでしょうか?オリゴ糖は腸内の善玉菌を増やす健康食品として認知されています。

ところがスーパーなどでよく見かける市販の液状オリゴ糖は、99%が偽物でした!

今回は偽オリゴ糖の危険性と正しいオリゴ糖の選び方を解説します。

 

オリゴ糖が体にいい理由ー オリゴ糖と砂糖の違い

そもそも、なぜオリゴ糖は「体(特にお腹)にいい」と言われているかご存知ですか?

 

まず「砂糖は体に悪い」という話は、どこかで耳にしたことがあると思います。その砂糖が私たちの健康に害をもたらす最も大きな要因は、消化が良すぎることにあるのです。

「消化が良すぎる=すぐに消化・吸収される」のが危険なのは、血糖値スパイクを招くからです。

血糖値スパイクは、ジェットコースターのごとく短時間に血糖値の急上昇と急降下が起こる減少です。血糖値スパイクは、糖尿病や脳梗塞・心筋梗塞といった命にかかわる病気に結び付くと言われており、健康を守る上で絶対に避けるべく食習慣なわけです。今、『糖質制限食』なるものが流行しているのはそのためなのです。

つまり砂糖(白砂糖・三温糖・甜菜糖・きび砂糖・黒砂糖など)の大量摂取を続けると、血糖値スパイクを繰り返し、やがては大きな病気につながるからよくないわけです。

 

一方、オリゴ糖は消化・吸収し辛く(難消化性と言います)、小腸で吸収されずに大腸まで届くので、大腸にいる善玉菌(ビフィズス菌)の餌になり、善玉菌を増やす効果が期待されています(善玉菌は糖質が好みです)。

一般的な砂糖のように小腸で吸収されてしまうと、小腸には善玉菌がいないため、全く無意味なわけです。

 

つまり、オリゴ糖がお腹の調子を整えたり便秘に効くと言われているのは、消化されないまま善玉菌の巣窟である大腸までたどり着くからです。

 

実は砂糖と一緒?市販のオリゴ糖の危険性

もし健康のために近所のスーパーでオリゴ糖を買っている方はショックを受けるかもしれませんが、市販のオリゴ糖はほぼ100%偽物と考えていいです。

正確には偽物と言ってしまうのは大げさですが、ほとんど効果は期待できないと言っても過言ではありません。

スーパーに売られている液状オリゴ糖は、名前通り一応オリゴ糖が含まれているのですが、その含有量がわずかで、残りは砂糖や人工甘味料なのです。

オリゴ糖の含有率は物によって異なりますが、ひどい場合は3%程度の物も存在します。また、安物のオリゴ糖は、イソマルオリゴ糖という砂糖同様に小腸で吸収されてしまい大腸には届かないという、全く価値のないものだったりするわけです。

怖いのは、オリゴ糖をほとんど含まない製品を健康にいいからと大量摂取し続けた場合です。オリゴ糖は難消化性(消化に悪い)なので血糖値を急激に上げる心配はないですが、偽オリゴ糖は、はっきり言ってしまえば砂糖を摂っているのと変わらないため、血糖値スパイクを繰り返し悲惨な病気を患う危険性もあります。

「良かれ!」と思って液状オリゴ糖を摂取している人は、今すぐ次に紹介する本物のオリゴ糖に切り替えることをオススメします。

 

本物のオリゴ糖の選び方

では早速、本物のオリゴ糖の選び方をご紹介します。

健康を考えているなら、以下の3つの基準を全て満たした製品を選びましょう。

 

1、顆粒(粒状)タイプ

2、純度95%以上(できれば100%)

3、難消化性

 

残念ながら、上記基準を満たしたオリゴ糖は、スーパーにはまず置かれていないでしょう。一部の健康食品店では、たまに置かれています。

一番手っ取り早いのは、ネット通販です。アマゾンなどで『オリゴ糖』と検索すれば、上記条件を満たしたオリゴ糖は山ほど出てきますので、お好きなものを選ぶだけです。

 

私のおすすめは、ラフィノース100です。

一番の目玉は、純度100%(上記必須条件の一つである純度95%以上よりさらに厳格)!

純度98%や99%であれば、ネット上でいくらでも見つかりますが、純度100%となるとかなり難しいです。

 

 

成分は、難消化性のラフィノールなので吸収されることなく大腸にしっかり届き、腸内にいる善玉菌(ビフィズス菌等)の栄養源となります。

 

甘味は白砂糖の約20%と、普段甘いものを食べ慣れている人にとっては少し物足りないかもしれませんが、毎日続けているうちに慣れてきますので心配いりません。

 

健康のためにオリゴ糖を購入しようと考えている方は、ぜひ試してみてください。
 
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