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放置はダメ!胃の不調に隠された危険な病気

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意外と知られていない健康に関する知識や実践して効果のあった健康法を紹介します。
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胃痛や胃もたれなど、気になる胃の不調はありませんか?その不調の裏には、生命に直結することさえある、重大な病気が隠されていることも!

もちろん、異常なしであることが大半ですが、油断は禁物です!

この記事では、胃の不調の裏に隠された怖い病気を紹介します。「たかが軽い胃痛」と放置せず、必ず医師の診断や検査を受けてください。
 

ピロリ菌

ピロリ菌は、胃に住みついて胃を荒らす悪玉菌です。50代以上は、2人に1人が感染していると言われております。幼い頃に感染し、何もしないと一生住みつくことになります。子供の時からずっと胃が弱かったという人は、ピロリ菌に感染している可能性が高いです。

ピロリ菌は、胃がんの主要原因であることが判明しており、実際、胃がん患者の99%がピロリ菌に感染(注)しているとの報告があります。逆にピロリ菌がいない人は、ほぼ胃がんにかからないと言っても過言ではありません。

(注)参照URL:https://yobolife.jp/column/160

 

症状

ピロリ菌の症状は人それぞれで、中にはほとんど症状の現れない人もいます。ピロリ菌感染者に現れる代表的な症状は、胃痛・胸焼け・胃もたれなどです。

強い症状ではないけど、普段から胃がスッキリしないという方も、ピロリ菌が原因になっている可能性があります。
 

治療法

ピロリ菌の治療は、抗生物質による除菌一択です。ピロリ菌の簡易検査で陽性が判明した後、胃カメラで確定診断を行った後、除菌開始になります。

除菌薬は、胃酸を抑える薬1種類と抗生物質2種類です。除菌は1回でうまくいくとは限らず、1回目(1次除菌)が失敗に終われば、抗生物質の種類を変えて再度挑戦します(2次除菌)。2次除菌まで行えば、約95%の人が除菌に成功します。
 

自宅で簡単検査!ピロリ菌簡易検査キットとは?

普段から胃の調子が悪い人は、必ず一度は検査をしてみてください。簡易検査キットを使えば、自宅で行えます。医者に行く必要はありません。忙しい人でも、暇なときに気軽に行えます。ピロリ菌を除菌することで、胃がんになる確率を1/3(注)に減らせると言われています。

(注):赤坂永沢クリニックのページ『メリット・デメリット』の章より
 

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃酸が胃から食道に逆流することで、食道の粘膜に傷つく症状です。胃酸は本来、胃の中にある粘液で中和されているので、悪さをすることはありません。ところが、何らかの拍子に食道へと逆流すると、食道には胃の粘液のようなバリアがないため、炎症を引き起こしてしまうのです。
 

症状

逆流性食道炎の症状は、胸焼け・胸のキリキリ・みぞおちの激痛があります。放っておくと、食道の粘膜が破壊され、食道がんにまで発展する可能性があるので注意が必要です。
 

検査

逆流性食道炎であるか否かは、胃カメラをやれば一発です。胃カメラで食道炎に特徴的な傷跡が見られます。
 

治療法

治療は、薬物療法です。胃酸を抑える薬や中和する薬を使います。胃酸の出を少なくすることで、流れる胃酸がほぼゼロになるので、食道が強い酸から解放され、傷が癒えてきます。
 

機能性ディスペプシア

胃の不快感に悩まされているのに、胃カメラなどの検査をしても異常は見つからない。これが、機能性ディスペプシアです。いわゆる、過敏性腸症候群の胃バージョンと考えてよいでしょう。ストレスの多い近年では、この症状に悩まされている方が増えています。
 

検査

まずは、本当に異常がないか検査をすることが大切です。機能性ディスペプシアだと思って放置していたら、実は重大な病だったということもあり得ます。

特に、機能性ディスペプシアの人は、ピロリ菌に感染しているケースも非常に多いです。また、一度もピロリ菌検査を受けたことがない方は、必ずピロリ菌の有無を確認しましょう。
 

治療法

基本的にでの治療です。胃の動きをよくする薬や胃酸を抑える薬が用いられます。

ただし、ピロリ菌がいる場合は除菌、その他異常がある場合は、その治療を行います
 

胃ガン

単なる胃炎だと思っていたら、実はガンだったということもよくあります。がんの初期は、症状がほとんど出ないのです。軽い違和感だと思って放置していたら、取り返しのつかないことになるかもしれません。
 

症状

初期の胃がんは、症状はほとんどありません。軽い胃炎や胃もたれなど、普通の健康的な人にも起こる症状ばかりです。

なので、つい放置してしまいがちですが、はっきりとした症状が現れてからでは、もう手遅れかもしれません。強い胃痛や吐き気、体重減少などが出るころには、かなり進行していることが多いです。少しでも「おかしいな」と感じたら、なるべく早く受診することをオススメします。
 

胃がん予防

胃がんを予防するには、ピロリ菌除菌一択です。

実は、元からピロリ菌に感染していない人が胃がんになる確率は、ほぼゼロなのです。もちろん、ピロリ菌に感染してしまっている人でも、できるだけ早く除菌することで、胃がん確率を大幅に下げられることがわかっています。

なので、普段あまり症状を感じない人でも、一度はピロリ菌検査を受けてみることをオススメします。
 

すい臓がん

胃痛の原因は胃だけでなく、すい臓の病気である可能性も考えられます。

特に怖いのが、すい臓がん。全てのガンの中で最も致死率が高く5年生存率10%と言われています。膵臓がんの初期は、全くと言っていいほど無症状なので、早期発見が非常に困難だからです。

特に50代以上の方で、胃の検査をしても異常が見つからなかった場合は、ついでに膵臓の検査も受けましょう。
 

すい臓がんの検査

すい臓がんの検査は、超音波・MRI・超音波内視鏡(EUS)があります。

最も楽なのは超音波ですが、超音波だと病変を発見するのが困難です。特に、内臓脂肪の多い方は、超音波で膵臓を観察するのがほぼ不可能なので、MRIや超音波内視鏡が望ましいです。

MRIは、カプセルの中に入る検査です。超音波より精度が高く、精密検査を望まれる方に適しています。難点は、音がうるさいことです。耳栓はしますが、それでもかなり大きいようなので、そこは頭に入れておきましょう。また最近のMRI検査は、放射線も造影剤も使用しない楽な検査もありますので、心配な方は早めの受診をおすすめします。

最後に、超音波内視鏡(EUS)について。胃カメラの先端に超音波をつけて、胃の中から超音波で膵臓をのぞき込む検査です。膵臓は胃の奥に隠れているので、体の外側からのぞき込む一般的な超音波検査では見えにくい異常も、膵臓のすぐ近くにある胃の中から見ることで、はっきり観察することができます。検査は、鎮静剤で寝かされている状態で、口から胃カメラを挿入して行います。
 

すい臓がんを早期発見するには?

現在、すい臓がんの早期発見は、非常に困難と言われています。ただし、超音波内視鏡(EUS)検査は精度が高く、ほんの小さな病変でも見逃しません。

ただ検査自体は非常に大掛かりで、リスクも伴うので、毎年受けるのは大変です。もし親や兄弟に膵臓がんがいる方(特に肉親に2人以上)、慢性膵炎など膵臓に異常を指摘されている方は、定期的な超音波内視鏡検査を検討してみるのもありだと思います。
 

胃カメラも鼻からやれば苦しくない!

「胃が心配だから検査を受けてみたいけど、胃カメラは苦しそうだから嫌だな」と躊躇している方も多いでしょう。そんな方に朗報です。

実は、鼻から挿入する胃カメラなら、全然苦しくありません(注)。疑わしく思っている方は、鼻から胃カメラ体験談~ 思ったより全然楽だった!の記事をぜひ読んでみてください。

(注)私個人的な感想です。人によっては、苦しい場合もあります。

最後に、気になる症状があれば、必ず検査を受けることをオススメします。深刻な病気だった場合は、本当に取り返しのつかないことになりますし、検査して異常が見つからなければ精神的にも楽になるので、受けて損はありません。

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